第16回を数えるJFKクラブの定例オフ会、今回は金沢での開催となりましたが、恒例のご報告をさせて頂きます。1999年の第一回から17年の歳月が流れました。(2001年は開催されず)よくもマー!続いたものと驚くばかりです、それも三島・東京・名古屋・大阪・横浜・千葉と、それも今回は金沢と・・・やっぱり福岡・仙台・札幌・高松を加えて、本当の意味での「全国制覇」を狙っちゃおうかしらん。
プロローグ
昨年の「柏オフ会」終了直後に、今回の「金沢」開催は決定していたことは、前回の報告書でご報告いたしました通りです。「開催地決定」の手間は省けていました為、今年前半はのんびり過ごすことができました。ただ、6月10日に義母が亡くなりオフ会どころではない時期もあったのですが、やはり私の頭の中での優先順位はクラブの事が相当高いランクにある為、8月に入ると同時に今回幹事の仕事を引き受けて下さった高橋さんに「そろそろ準備に」のメールを発信しました。まさに「今、やろうと思っていたのに〜」と言った感じのご返信、その返信が「ホテルが取れない!」との悲鳴にも似た内容、目星をつけていたオフ会々場の近くのホテルに連絡をしたところ、すでに満室との返事!高橋さん、昨今の「金沢ブーム」を見越して数か月前にホテルに連絡を取っていたのですが「予約開始は3か月前から」との事で安心していたのですが、何と「会員の予約は6か月前から」で、すでに満室との返事だったようです。高橋さんの言葉を拝借すると、「カナザワ」の言葉を聞くたびにタバコに手が伸びる状態だったようです。その気持ち本当に良く解ります!それからの高橋さんの努力は想像以上だったと思います。後述の義兄の言葉によると新幹線開業後の金沢は「きちがい沙汰」の有様だそうです。何とか「ホテル確保!」の連絡を受けて「募集開始」のコンテンツをアップしたのが8月下旬、新幹線組に「一か月前の切符発売開始」を忘れないように!との注意書きを挿入しておきました。9月に入って続々と参加の連絡、常連組は早々と出そろいました。中北さんからは「友人」も同行するとの連絡、ありがたいことです。9月には「暑気払い」を兼ねた「プチオフ会」も開催され、さながら「金沢前夜祭」の様相でした。
実は。前述の義兄が金沢の隣「美川」に在住しており「金沢市内」には甥・姪が住んでいます。そんな場所に私一人で行ったら家内が何と言うかは「火を見るより明らか」!「今度のオフ会は金沢だよ」と言ったら案の定「私も行く、でも貴方の話は聞かない」 トホホ
でも夫婦二人で金沢まで新幹線で行ったら・・・と考えたら「ちょっと勘弁して」になります。そこで「それじゃ、車で行くか」と言う事に、でも金沢まで車か?第二回のオフ会の時には「菅平」まで車で行ったのですが(約5時間)何といっても、15年前、まだまだ53歳の現役時代、何の苦にもならなかったのですが、果たして「今」その時より長い約6時間半のドライブ、しかも総て高速道路!これに耐えられるかしらん?ままよ!勝負!と義兄と連絡を取り、連休初日と言う事もあり日程的な余裕を見て前日の出発としたのでした。
新幹線組は時間的に適当な東京発8〜9時台の切符はやはり取れず、7時半の切符がやっと取れたとの事、とにかく事前準備は整ったことになりました。
いよいよ出発の日、義兄の家には夕方に到着すれば良いのですが、朝8時には三島を出発しました、途中休憩も兼ねて行ったことのない「永平寺」を参拝して行くことにしたのです。これは私の体にとって GOOD の旅程だったようです。
金沢オフ会
いよいよオフ会当日がやってきました、会場は「金沢市文化ホール」。美川から金沢までは車で一時間弱、義兄の案内で金沢の小観光、連れて行かれたのは「ひがし茶屋街」まっ遊郭街ですな。昔の街並みがそのまま残る一角です、金沢には「武家屋敷」などに代表される古い街並みがそこかしこに残されています。左の写真がその街並みなのですが当然ながら観光用の写真を流用したもの、当日はこんな写真は絶対に撮れない!通り全体が人・人・人で埋め尽くされていました。そんな中で非常に興味を持ったことを一つ紹介させて頂きます。ほとんどの建物内部に入ることが出来るのですが、何か違和感があったのです。それは屋内から通りを見ると格子越しに通りの風景がはっきりと見えるのです。「うっむ」通りから建物内部がこんなにはっきりと見えたっけ?外に回って見ると内部は全く見えないのです。マジックミラーみたいですが、仕切るのは木製の「格子」だけ。案内係りの方に訊ねてみると「格子が台形になっているんです」との説明、確かに格子が「台形」になっています。でも台形の格子がどうしてマジックミラーのような効果を引き出すのか今でも解りません!
早めの昼食を摂って義兄夫婦や女房と別れ、いよいよ文化ホールへ!すでにほとんどのメンバーが集まっていました。そりゃそうだ、早朝7時半の新幹線だもの、金沢到着は10時頃のはず。文化センター近くの小観光を楽しんだ方もいらっしゃったようです。金沢文化ホール、各地の公共施設でオフ会を開いて来て、身分不相応な立派な建物に驚かされてきましたが今回は何と言っても「金沢」。施設としては、こんなもんかな?と思える建物でした(失礼)
恒例の勉強会
左から植田・小澤の両氏

午後1時、いよいよ第16回のオフ会の開幕です。まずは金沢オフ会を率先?して準備して下さった高橋さんのご挨拶!本当に御苦労さまでした。高橋さんは金沢の方ではなく隣県富山の小矢部の方、ホテルの下見やら懇親会々場の下見等々何度か金沢に足を運んで下さったようで、本当に御苦労さまでした。
さて、今回のお話は私と土田先生。私としては第11回の横浜以来の話です、この間、さいたまの中出さん、三島の高橋さん、柏の鈴木さんと、メンバーの方々の話で「私はお休み」を頂いていたのですが、土田先生からは「ずるいよ!」などと叱られたり、私自身5回以上お休みさせて頂いては申し訳ないと思い8月の時点で先生にメール、今回は私が2時間半を頂き話すこと、先生には「お休み」と言う訳にはいきませんが1時間程度の話でお願いします、と連絡
開会挨拶の高橋さん
左から堀口・池田・野田の各氏
を取っていたのでした。
種を明かしますと、今年の3月、三島市から市主催の「生涯学習」の講演を依頼され1時間半の講演をこなしていたのです、この時「フムフムこれはオフ会にも使える」と悪しき思いがよぎったのです。依頼された講演内容は「キューバ」。昨年のオバマ大統領の「対キューバ国交回復交渉の開始宣言」を受けて今が旬の話材と思ったのでしょう。キューバの話で欠かすことが出来ないのは「ケネディ」であり「キューバ危機」です。ただ生涯学習に集まるメンバーは事前の知識の全くない人達、その人達に向かってレジュメ一枚で話して、ましてや理解して頂くのは至難の業。後日のオフ会感想文のなかで池田さんが「まるで池上彰張りの2時間半」と書いて頂きましたが正にその通り、池上彰の時事解説テレビ番組の手法でいこうと思ったのでした。ただ思うのは簡単ですが実際に製作するとなると、報道機関のような充実したアーカイブが有る訳でもなく、編集助手が居る訳でもない私にとってかなりの冒険
講演中の私
講演中の土田先生
左から野口・中北の両氏
左から中出・鈴木の両氏
です。私のPC内にあるキューバ関連全てのデータを総動員した日々でした。でも、とっても楽しかった!無事講演を終わり何度か見直してみると「正に、上っ面をそっと撫でた」様な内容。これをそのままオフ会に使ったら、事前の知識旺盛なメンバーからは「馬鹿にするな!」とのおしかりを受けること間違いなし!1時間半のデータに、より掘り下げた?内容を地道に挿入する作業に没頭したのでした、これ又、楽しい時間でした!ほぼ完成に近づいた時に再生してみたら「2時間半」。早速前述の先生へのメール、偉そうに「今回は先生には1時間程度で」などとほざいてしまいました。
内容的には、2時間半をこの場でお話できる訳はありませんので割愛しますが、ご興味のある方にはいつでも出張?いたします(笑)
次は土田先生、前述のメールで私の話の内容はお知らせしてあったので当時のアメリカ外交政策の概説に私の話の内容をリンクしてお話し下さいました、そこかしこに私の話の一部を引用して頂いたりして、穴があったら入りたい気分でした。お話を聞いていて明らかに先生はご準備して頂いた講演内容を「はしょりにはしょって」いらっしゃる事が解ります、やはり先生に1時間で話を終わらせろ!と言う事自体が失礼だったと反省・反省!次回は「たっぷりとした時間で」お話し下さい。よろしくお願いしますネ 先生!フフフ
終了は5時ギリギリ、公的機関の融通の無さはどこに行っても同じと見えて高橋さんが焦りに焦って「取り敢えず会場の原状復帰と掃除を!」「残りのイベントはロビーで!」と叫んでいました。
今回も又!
いつもは会場内で行われる参加感謝のお土産披露は文化ホールのロビーで行われました。実は開催まで1か月を切った10月下旬、高橋さんから「了承を得たい事があります」と言ったメールが来ました。内容はオフ会参加の皆さんに「お土産を配りたい」との事、サンプル写真と共に「開催幹事の悪癖になっては?」とのご心配でした。いやいやご心配無用!それを言いだしたら私はどうなるの?とお返事しておきました。結構高橋さんも「お祭り男」だったんですネ。そのお土産、ケネディ一族の写真をあしらった高橋さん手作りの扇子と銘酒「立山」のJFKバージョンです。
実は今回は、私の方はお土産なしを考えていたのですが、9月の暑気払いプチオフ会の折、誰かさんのこの発言「何といっても前田さんのオフ会土産が楽しみで楽しみで!」何じゃお土産目当てかよ?と思ったのですが、この言葉、私の性格の裏を読み切った発言だったようで、プチオフ会の翌日にはネットで「注文」ボタンをクリックしていました。前回の柏オフ会で「これ以上はやり過ぎ」と注文ボタンクリック寸前までで取りやめていた「特製マグカップ」の注文ボタンです。もうひとつ笑い話、中北さんの友人で初参加いただいた野口さん、高橋さんの銘酒「立山」を見て複雑な表情、何と野口さんは「立山」と共に富山銘酒の人気を二分する「満寿泉(ますいずみ)酒造」にご勤務されていたのです。勿論高橋さんと野口さんは今日が初対面!もし知っていたらやはり「満寿泉」のJFKバージョンでしたよネ。
懇親会
またしてもシングルルームのイカゲソパーティ
集合写真をロビーで撮影した後、宿泊ホテルへ、当初計画していたホテルであれば会場からは目と鼻の先、当然懇親会々場は「香林坊」か「近江町」界隈と言う事になったのでしょうが、苦心して準備して頂いたホテルは金沢駅近く、私の車やタクシーに分乗してチェックイン。早速近所の居酒屋で懇親会となりました。毎度のことながら(当たり前ですが)話題はケネディの話、加えて来年のオフ会はどこで?さらには、再来年のオフ会の話にまで発展(再来年はケネディ生誕100年)中には「再来年のオフ会はボストン・キューバでどうだ!」なんと言う声も聞かれるありさま、かなり感化され易い方も多い様子です。特徴的なのはプロレス談義、毎回必ずと言ってよい程この話で盛り上がるようです、私のプロレスは「力道山」頑張って「ジャイアント馬場」で止まっているのですが、かなり話に花が咲いたようです、どうも中心は中北さんのようですネ?
続いて居酒屋の隣のカラオケ会場、実に効率よく移動できます。(笑)
皆の(勿論、私を含めて)カラオケレパートリーは決まっています。何度も同じ歌を聴くのも飽きてきた感じもしないでもないのですがみんな陶酔しきって歌っています。
最後に「加賀の女」で締めました。ここで野口さんはお別れ、何のご挨拶もできず申し訳ありませんでした、またお会いできる事を楽しみにしています。メンバーは昨年の柏オフ会同様、私の303号室に雪崩れ込んできました。例によって「イカゲソ」大量に買い込んで来てくれました。中に誰が買い込んで来たのか知りませんが「満寿泉」が鎮座していましたヨ。いつものように翌日を迎えたころ自然解散となりましたが「誰かさん達」は大阪オフ会の夜を再現したようです。何をやったかは第10回オフ会報告書をご参照ください。 フフフ
金沢めぐり
明けて22日、皆で「金沢観光」としゃれこみました。出発の際、中北さんは「私はここで」とおっしゃる。何かこちらのクライアントと打ち合わせがあるとの事、オフ会の行く先々で仕事を兼ねていらっしゃる。全国規模の顧客ネットワークをお持ちのようで、つくずく感心させられます。近いうちの再会を約束してお別れしました。一行10名の向う場所はもちろん「兼六園」。入園にあたっても入園チケット売り場は長蛇の列、高橋さんはチケット売り場の周りをウロウロ、戻ってきて「65歳以上は無料で団体チケット売り場に行ってください」との事、この時ほど儲かった気分になったのは初めてです。土田先生も同様の感慨だったようです!実はこの時ハプニングがあったのですがちょっと差しさわりがあり、大声で言うことではありませんので内緒!「兼六園」私は三度目の来園ですが、冬場は初めて、やはり「雪吊り」のある公園風景は一味違って風情のある風景ですネ、私が最初に訪れた時のサプライズは、徽軫灯篭(ことじとうろう)の小ささ、思わず「小っちゃ!」と叫んでしまいました。写真で見た想像と大違い、当時これほど小さいとは思いませんでした。その事を初めて来園したメンバーに話すと、皆同様の感想を持ったようでした。園内を巡ると「内橋亭」や「時雨亭」と言った風情あるお茶室が点在する。先生のご指導の元、茶道にいそしむ鈴木さんは興奮気味でしたね。続いて隣接する金沢城公園、前回の訪問時とは比較にならない程、整備されていました。城郭のほとんどが「築数年」のものばかり、確かに綺麗ではありますが何かしっくりこないのは私だけだったでしょうか?つい先日「新装・姫路城」に行く機会があったのですがその時と同じ感想でした。
時刻は12時近く、帰りのドライブは約6時間の直行便、翌23日にはどうしても外せない会合を控えて居た為、三島着が夜中や早朝ではたまりませんし、夜の高速道路はチョットと言う事でそろそろ出発しなければなりません。新幹線組は夕方16時の切符を予約していましたので皆で昼食を摂ってお別れすることになりました。近いうちの再会を約束して帰路につきました。聞くところによるとその後、2グループに分かれてそれぞれの金沢を楽しまれたとの事、楽しい二日間でした。
帰宅後、数日たって中出さんから電話「12月19日空いてます〜ウ」だって、東京で「忘年会」ですって・・・・・・・・



オフ会に参加して 到着順・順次追加します。

鈴木さん
今年の公認オフ会は富山のTexas Joe高橋さん幹事で加賀百万石「金沢オフ会」と発表されたのが昨年の柏オフ会直後、それから小生の中では「加賀百万石オフ会」と勝手に命名し、意気揚々と首都圏組の堀口さん、ロックさん、猫さん、うえぞうさんと大人気の「かがやき503号」で「いざ出陣!」したのでした。小生は6年ぶり3度目の金沢ですが、出張のみでしたのでプライベートでは初で楽しみにしておりました。
新幹線の切符は皆さんと相談し、小生が首都圏組の新幹線チケットを購入することに。お引き受けしたのは良いのですが、発売日当日11時にみどりの窓口に駆け込むや否や「な、な、なんと8時、9時台の東京発がsold out!えらいこっちゃ!(汗)ここでちゅうちょしていると大変なことになると思い、空いている7時20分東京発の切符を購入。しかし、発売してから1時間でsold outとは恐るべし加賀百万石人気です!(汗)。もう少し購入時間が遅かったらと思うと…。
一足先にIN金沢された土田先生と合流しランチ後、今回の会場「金沢文化ホール」に到着、事前に下調べしていて知ってはいたのですが、素晴らしい会場で、茶室もあることも知っていたので、土田先生が亭主で小生がお点前し皆さんに一服「お・も・て・な・し」しようと思った次第です!(笑)
さて、本日の講演は代表前田さんと土田先生。前田さんの講演は昨年の小生の内容とは比較にならない程専門的で、キューバの歴史を映像とスライドを織り交ぜながらキューバ危機までを振り返る内容でした。小生の知らない事ばかりでしたので、頂きました資料をもとにしっかり復習したいと思います。次に土田先生の講演は「アメリカ外交の歴史的特徴」と題して40分弱の講演でした。1776年〜2001年の外交歴史を振り返る内容でしたが、個人的には1776年〜1823年にフォーカスし土田先生の授業を受けたいなーと思いました!今度機会がありましたら上智に飛び入りし受けたいと思った次第です。(笑)
勉強会後は恒例の懇親会です。昨年の名幹事堀さんの影響?でTexas Joeさんにはプレッシャーがあったかと想像しますが、なんのその、Mikeさんとの漫才は終始絶好調で、皆を和ましてとても楽しい雰囲気での懇親会でしたね。二次会もこれまた恒例カラオケ、イカゲソパーティへと、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。イカゲソパーティが終わったのが12時を過ぎたころ、お開きになり各自明日の観光にそなえ部屋に戻りくつろごうと思ったらナッキ―さんからTELが!猫さん、ナッキーさん、うえぞうさん、小生とで金沢の夜を楽しみ、3時半頃床につきました。
翌日はTexas Joe高橋さんが添乗員に早変わり頂き、行きたかった兼六園と金沢城をご案内頂きました!素晴らしいの一言でした。お世話になりました!皆でランチ後、土田先生、ロックさん、猫さんとで行きたかった「ひかし茶屋街」へ向かい見学しながらお茶と和菓子を頂きました。武家屋敷も見ることができ、忘れられない旅となりました。金沢駅でお土産を購入。お茶碗を購入したのは想定外でしたが。(笑)
最後に、前田さん、土田先生、皆様、ありがとうございました。そして幹事のTexas Joe高橋様、素晴らしいオフ会会場、懇親会場、宿のお手配、大変お疲れ様でした。そしてお手製のお土産ありがとうございます。今度来るときは着物で行きたいなー(笑)
来年のオフ会は生誕100周年「ボストンオフ会」の決起会?東京に戻すとロックさんから伺いしましたが「練馬オフ会」ですか?前田さん?(笑)

池田さん
金沢は数十年ぶりの訪問だ。北島三郎は3年振りでも静かに待っていてくれる金沢、とのことだが、結構街の人々は明るく人懐っこいので、3年後に行っても歓迎されるかも。北陸新幹線も初めての経験。しかも行きも帰りも満席。い眠っているうちに金沢に到着した。 本年の基調講演は久しぶりに前田会長。テーマはキューバ。勿論JFKに絡め主に政治面を、歴史を追って解説。しかも古い映像をどうやって切り貼りしたのか、まるで池上彰張りの2時間半。準備も含め大変ご苦労様でした。映像を含む新しい講演の仕方ですね。大枠キューバについても知っていたが、タップリとキューバを知ることが出来た。引続く土田先生の講演は、時間を短縮して米国外交史を駆け足で、前田さんのキューバ解説にリンクする形で概観いただきましたが、将にキューバの裏事情を知る貴重はお話でした。ウォーレン委員会の調査弁護士たちの記録が本になっていて、結構真面目に取り組んでいたようだが、後書きの辺りで、「もっとキューバ関係を追求すべきだった」と書いているので、お二人の講演内容は、ある意味タイムリーなテーマでした。その後は例の通りの、懇親会、カラオケ大会、そしてイカ・ゲソパーティと続き、後は夢の中。翌朝は誰かさんのお陰でゆっくり起床し、英気を回復して金沢観光。兼六園、金沢城を試作し終えたところで昼食。ここで前田会長は車で6時間かけて静岡へと、お別れ。今回の発見は、JFK愛好者は粗全員音楽好き、唄うことも好きな連中であることに加え、プロレス愛好者も5割位居り、多分格闘技好きを混ぜればかなり高い確率となりそうです。又拳銃愛好者も数名居り、海外で試射した人も加えればやはり半数はいるようだ。以上の趣味私も全て当て嵌まります。但し拳銃は海外だけの話で、国内では免許も、拳銃も一切ありません。念の為。前日は武家屋敷、翌日午後は21世紀美術館、香林坊、東茶屋街も廻り、足はガクガク、2度タクシーに乗ったが、運ちゃんの話はめっぽう面白かった。
最後に、幹事で接待役を成功裏に勤められた高橋さんには大感謝です。銘酒立山とセンスの良いご自身手作りのセンスを頂きました。大感激は前田さんからのマグカップのプレゼント。JFKが鮮明にプリントされていて、早速翌日のコーヒーから使っています。次々回は決まっているようですが、次回来年はどうなるか、期待は膨らみます。

堀口さん
今回の第16回金沢オフ会もあっという間に終わってしまいましたが、前田さん、土田先生そしてご参加の皆さん大変お疲れ様でした。それに今回幹事役の高橋さん、会場のセッティングや宿の確保等々、ネクタイの曲がりも気にせず準備に奔走しているテキサス・ジョーさんの姿が目に浮かびます。大変お疲れ様でした。加えて手作りの扇子やお酒までお土産を頂き有難うございました。扇子やシール作りも相当時間を費やされた事と思われます。ご苦労様でした。お土産と言えば前田さん特製のケネディのマグカップ、こちらも大変綺麗に素晴らしい出来栄えで有難うございました。今回の講演は前田さんの「キューバ、革命前史から危機への道」と土田先生の「ケネディの外交政策」がありました。共にキューバとアメリカとの切っても切れない深い関わりを述べておられました。自分としてはキューバに関してはケネディとキューバ危機との関わりしか認識しておらず、それ以前の成り立ちや歴史については調べもせず殆ど知りませんでした。前田さんの説明と当時のドキュメンタリーフィルムも交えての説明で理解が一層深まりました。キューバ危機の時系列の説明には政府の対応、対処の流れの変化が息を呑む程の迫力を改めて思い起こされました。また先生のお話の中で、アメリカとキューバとの表の貿易とは別に裏にマフィアの存在があった、と説明された時、私は映画の「ゴッドファーザー」を思い出しました。アメリカのコルレオーネ家のボス、マイケルがキューバのハバナへ出向き、年明けのパーティーでキューバの大統領が皆に向かって「サンティアゴでの敗北を認め、地位を去る」と演説し、建物の外では町中が大混乱状態で民衆が「革命万歳!フィデル万歳!」と叫び回り、アメリカへ脱出する人達がアメリカ大使館へ押し寄せて収拾が付かない状態となった。これらのシーンは正に1959年1月1日の話と思われます。勉強会の後、居酒屋にて懇親会そしてカラオケとホテルにてイカゲソパーティー等の楽しいひと時の定番コースがありました。翌日は「金沢と言ったら兼六園」という事で皆で兼六園を見学しました。私は今まで何度か来てますがメンバーが変わったり季節やその折々の違った情景が味わえてまた良いもんです。今回は紅葉の兼六園が堪能できました。昼からは二つのグループに分かれ我々5人のグループは先ず兼六園からすぐ近くに有る「金沢21世紀美術館」を見学しました。芸術作品や陶器、写真の展示を見て廻りました。油絵の展示も期待していたのですが残念ながらそれは有りませんでした。その後暫く香林坊の繁華街を散策しそこで高橋さんとお別れし、4人でタクシーにて東茶屋街へと向かいました。ここも新幹線開通と3連休が重なってか観光客の多さに驚かされました。その上この東茶屋街は道が狭いし店内も狭いときて全く身動き取れない状態。「こりゃ何とかしてもらわにゃ」と思うことしきり。土産買い物で4人がフリータイムになり集合時間まで休んでいたら、チョット可愛い女の子が近くにやって来て「すみません、アンケート調査をしているのですが」という事で、「今回金沢への目的は?何人で?何日滞在?」といろいろ聞かれて答えていたが、その内「富山へは予定ある?行った事ある?富山と聞いたら何をイメージする?」と結局富山のどこかの団体が調査しているのが分かった。北陸を訪れる殆どの観光客は金沢へ取られてしまう状況を、富山県としても如何に観光客を呼び込むかに必死になっているのを感じました。地方活性化の方針に沿って北陸も今後もっともっと発展してゆく事と思います。最後に鈴木さん、新幹線のチケットを汗を流しながら手配して頂き有難うございました。そんな訳で金沢オフ会の二日間多いに満喫し有意義な時間を過ごす事が出来ました。また忘年会で皆様とお会いできることを楽しみにしております。

中出さん
ロックフォードです。第16回金沢オフ会に参加した皆さまお疲れ様でした。今回私は生れて初めて北陸・金沢に行かせてもらいました。21日の朝は、大宮駅には7時過ぎに着きホームでメンバーの池田さんとバッタリ。そうして、今年3月に開通して超人気の北陸新幹線に乗込み、東京駅から乗って来た猫さん、ハリーさん、植ちゃん、サリンジャー君と再会して2時間少しで金沢へ到着しました・・・ワケあって床下がベタベタしてましたが(笑)早かったですね〜!思っていたより寒くなかった金沢駅前で土田先生と合流して、オフ会の開催場所である金沢文化ホールへ徒歩で向かいました。さて今回の1次会は前日から金沢入りしていた前田さんの「キューバ革命前史と危機への道」と題した講演からスタートしました。前田さんの講演は大変面白く勉強になりました。ハリーさんもお書きになっていますが、私も「ゴッドファーザーPartU」のシーンを思い出しました。東西冷戦期に起きた歴史的大事件キューバ革命のバティスタ国外逃亡直後の混乱をドラマチックに描いていて、帰宅後DVDで見直してしまいました。土田先生の講演「アメリカ外交の歴史的特徴」も大変面白くかつ興味深く拝聴いたしました・・・特に前田さんの講演とリンクした形でキューバ危機は民主主義の革命だったは驚きでした。1次会終了後は恒例の前田さんからのお土産JFKのマグカップを頂きましたが、幹事のTexas Joeこと高橋さんからも手作りの扇子と銘酒「白山」のJFKバージョンを頂きました。さて記念撮影終了後はホテルへ行きチェックインして2次会となりました。楽しい時間は早く過ぎるモノで、3次会のカラオケ、イカゲソ・パーティと夜が更けるまで金沢の夜をJFKからプロレス談義で満喫しましたが、就寝前にホテルの廊下で深夜の歓楽街へ出掛けるメンバー4人とバッタリ。既に酔いが回っている親父は1人部屋へ戻りベッドへ回転レシーブで寝付きました(笑)翌日は仕事があるとのことで、中北さんはお別れして、9時過ぎから幹事の高橋さんの案内で金沢観光として、兼六園と金沢城公園へ行きまして、紅葉の素晴らしい園内を散策して昼食。ココで奥様とマイカーで静岡へ帰る前田さんとお別れして、残り9名は2組に分かれました。私は土田先生とサリンジャー君と猫さんとひがし茶屋街へ行きました。ここでは文政三年に創立された格式の高いお茶屋の「志摩」という国指定重要文化財へ行きましたが、自身お茶のお師匠さんの土田先生の解説付きでしたので実に楽しい経験となりました。その後は武家屋敷寺島蔵人邸を見学して、小洒落た喫茶店でコーヒータイムで金沢の旅は終わりました。前田さんお疲れ様でした。また土田先生には、今年も国内オフ会へご参加下さりありがとう御座いました。そうして今回の幹事である高橋さん、初めて訪れた金沢で素敵な思い出が出来たことを感謝致します。素晴らしい幹事振りでした!また北陸新幹線のチケットを手配してくれたサリンジャー君ありがとう御座いました。皆さんとは、もう直ぐですが19日の東京での忘年会と、来年の新年会での再会を楽しみにしております!

高橋さん
まず遠路はるばる駆けつけて頂きました土田先生 前田さん メンバーの方々に厚く御礼申し上げます。反省点は多々残りましたが、お蔭様を持ちまして何とかやり終えることが出来ました。
前田さん 土田先生の講演はどちらも小生の知る範囲を遥かに超え、「そもそもは釦の掛け違い」から始まり、キューバ危機の勃発、更には米ソ首脳は戦争をしたがる両軍部を抑えるのに密約演出まで講じていたのだろうとの事で、ホントにギリギリの駆け引きが有ったことを教えて頂きました。チェ・ゲバラの周辺しか知らない自分にとって、お二人の知見に脱帽です。キューバ=カストロ首相で思い出されるのは、カストロ帽とカストロ・コートです。60年代はテレビでカストロ首相の登場も多く、カストロ帽を被ってバイクに乗るのが流行っておりました。当時 生意気にもアメリカへの憧れがあり、「アメリカの敵国の帽子は被らない・・」との思いが強く、田舎では最先端のファッション・アイテムだったにも関らず、とうとう買わず、被らずで過ごしました。しかし今は冬になると、屋外 工場内で寒さしのぎにカストロ・コート(通称ドカ・ジャン)を使用しています。恐らく帽子と共にカストロがこのタイプのものを愛用した為に愛称がついたと思われます。
オフ会会場には早めに向う予定にしておりましたが、用心に家の雨傘を12本かき集め、防寒用セーター、ジャンパーも有るだけ積込み、更に観光パンフを12部手に入れようとしましたが、金沢駅前は大渋滞!仕方なくホテルに車を置き、駅で入手後 そのまま歩いて会場に向いました。早く着かれた方にはお待たせして申し訳有りませんでした。  
翌朝 金沢駅前では全員 E番のバス停に並ぶのに必死で(ズルをしましたが・・)、鼓門での集合写真が撮れなかった事が心残りです。 至らぬところが多々有りましたが、ご参加頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。

中北さん
皆様、オフ会お疲れ様でした。
今回の金沢は初めて訪れる場所です。名古屋からは特急しらさぎで直行するのがラクチンですが、これだと北陸新幹線利用の東京からより所要時間が長い!米原まで新幹線で行き、そこからしらさぎに乗れば朝もゆっくり出発できます。
朝が弱い僕は迷わず後者を選択しました。つくばオフ会に続きデッドセクションを通過しましたがさすが特急車両、車内では何の変化も起こりませんでした。
金沢駅で改札を出ると野口君がお出迎え。学生時代のハチャメチャだった姿は影を潜め、普通のオッサンとして社会復帰している姿に驚かされました。漠然と一緒に昼食を摂る約束をしてたものの、どこもいっぱい。金沢ブームをなめていました。
オフ会開始時間も迫ってきたのでとりあえず会場に向かい、近くの寿司屋で特上握りを急いで食してなんとかセーフ?
今回の勉強会は「キューバ」。映画「13デイズ」などで多少の知識はあるつもりでしたが、頭の中を時系列でスッキリ整理できたのは大きな収穫でした。「ケネディはもちろん、フルシチョフにも大変興味を持ちました!」と野口君が前田さんに感想を述べている傍で、自分の中で何らかの化学反応が起こっているのを感じました。二十数年前、現在の妻とまだ結婚前の時「ケビンコスナー観たい。」との一言に連れられ映画館に入り「JFK」観賞(あ、観賞というより、上映中の映画館で爆睡、というのが正確な表現かも)。着席後瞬時に眠りにつき、「終わったで!」と叩き起こされると同時に、後ろに座っていた人が「難しい映画だった。」と発したのを聞いた時と同じ反応が起こっているのを。野口君と一緒にフルシチョフオタクへ進んじゃうかも。
その後は恒例の懇親会、カラオケ、イカゲソコース。その後4人で地方オフ会恒例のオプションコース、夜の酒場へ繰り出しました。多少の酔いも手伝ってか、黄門さまと助さん角さん御一行に同行しているような錯覚に。翌日はお隣の津幡町へ。8月に愛知県知多市から津幡町へ移転したクライアント訪問です。ホテルのロビーで観光に出かける皆さんのお見送りをしてチェックアウト。それでも少し時間があった(七尾線は1時間に1本しか無い!)ので、「金沢へ来て兼六園へ寄らないのも…」との思いから急遽兼六園へ。バス乗り場の行列を見てタクシーで行くしか無いと判断し、運転手さんを煽って最速で到着。十数分で走って周り、再び金沢駅に戻りました。
津幡町へは、自分でドアを開けなければ乗ることのできない電車で金沢から15分ですが、金沢を出ると一瞬で超ローカル色満載になり、15分間の超ローカル線の旅を堪能しました。七尾線でのデッドセクションは車内が消灯となり、デッドセクション通過を体感できました。初めての金沢でしたが、タクシーの運転手、寿司屋のカウンターで隣になった老夫婦、金沢の人はみんな暖かいと感じました。
サービス精神旺盛の運転手さん、運転しながらカバンの中からいろいろな物を出して見せてくれました。(危ないのでちゃんと前を向いて運転して)。お話好きの老夫婦、「どこから来たの?」から始まってずっと喋っていました(唾が飛んでくるのでちょっと黙ってて)。
土田先生、前田さん、貴重なお話をありがとうございました。ケネディ時代の背景を深く掘り下げるテーマ、シリーズ化に期待します。高橋さん、完璧な進行大変お疲れでした。準備から相当な労力だったことと想像します。皆様、ありがとうございました。

植田さん
今回、金沢一泊のオフ会。参加できるか微妙なところだったのですが、まあ、何とかなるでしょう、ってことで新幹線の指定席発売日よりちょっと前に参加を表明させていただきました。北陸新幹線は発売日に指定取ったにもかかわらず、想定の時間帯は満席で早朝の便になったそうで、1週間くらい前に指定取ればなんとかなるんじゃないの?と思っていた自分の認識は甘かったようです。お弁当を買って新幹線内で朝食を済ませたのですが、金沢について早々まだ10時30分だというのに早めのお昼を食べるという。そんな気になれなかったので、そこはパスして会場に向かうことに。到着が開場の1時間以上前だったので入ることができず、その間近くの尾山神社を散策することに。神社の前のお店でお昼に海鮮丼をいただいた私は勝ち組だね。
 さて、講演は久しぶりの前田さんの発表で、キューバとカストロの歴史についてのお話。米国にとっての革命前のキューバの位置づけについての説明で、プエルトリコがコモンウエルスで、当時の米国の意識の中では、キューバはそんなもんだったというのを聞いて、あれ、米国の50州の中にもコモンウエルスがあったはずだぞ、って方に意識が集中しちゃって…。ケンタッキー州の正式名称がコモンウエルスだったことを思い出す。講演終了後、土田先生に確認したら、ケンタッキーとマサチューセッツは、正式名称はコモンウエルスだけど、ステイツも使ってるとのこと。ペンシルベニアとバージニアも正式名称はコモンウエルスですね。ま、それはいいとして、映像を使ったわかりやすい説明で、キューバの歴史を知ることができて大変勉強になりました。
 続いての土田先生の講演は、前田さんの発表を補うような形でスタート。米国の傲慢な思想についての説明は面白かったです。ニクソンがカストロを共産主義者呼ばわりしたのが、そもそもよろしくなかったというのも大変興味深かったです。ウイーン会談の密約説は 果たしてどうなんでしょうかね。
 翌日は、兼六園や金沢城など市内観光。前日の夜の懇親会、カラオケ、ホテルの部屋でのイカげそパーティー、さらには夜の金沢の街での隠密行動などもあり、目覚めたのは集合時間の15分前。しかも、前日ホテルの部屋に戻ってそのままベッドに倒れこんでたみたい。そんな状況のままの観光でしたが、土田先生や一緒に回った方たちのお話などで楽しく回ることができました。しかし、金沢はどこへ行っても人が多いですね。

野田さん
金沢オフ会幹事の高橋さん、お疲れさまでした!
前田代表の「キューバ危機13日前後」のお話し、要所要所で当時の映像を挿入、特に革命前については知識ゼロだったので大変勉強になりました。 ケネディ・フルチショフのパリ会談は「決裂」との歴史的な評価がありますが、土田先生の 「米ソ両軍部を抑えるためのゼスチャーで、両首脳の間に「平和」と言う理想に根差した信頼感が芽生えていたのではないか?」 との仮説、ロマンを感じました。 出筆楽しみにしています。
兼六園見学、「水の流れ」に大変感銘を受けました。 金沢の歴史についてもっと予習すれば良かったです。
辰巳用水
http://www2s.biglobe.ne.jp/~west_v/yousui-01.htm
アルハンブラ宮殿の水路に似ています。
http://waste.ideal.es/alhambra-acequiareal.htm
(このHPを見つけるの大変でした。 アルハンブラの水路って「Acequia」でないと、検索できないのですね。)
恒例の(?)、そして忘年会での 「+αお土産」 も大変感銘を受けました、高橋さん、前田代表、土田先生ありがとうございました!