私のワシントン

21日 JFKの墓参の前夜 リンカーン記念堂裏から永遠の炎が見えた時は流石に自然と姿勢がシャキッと正された様な気がします。記念堂では映画「JFK」の中でドナルド・サザーランドの X大佐が「Garrison?]と呼びかけた場面を思い出すと共に X大佐の機関銃のように圧倒的で迫力のある会話が懐かしく思い起こされました。墓参の日の朝 個人的に朝のスタートが遅れホワイトハウス 議事堂 前田さん御用達の大統領グッズショップを廻って 早や正午を過ぎ兎に角 集合時間に遅れないよう一生懸命 強風のポトマック河の橋を渡りました。1961年当時 池田首相と通訳を務めた宮沢喜一氏がJFKと会談を行ったK家のヨット ハニーフィッツ号は 河のどの辺りに停泊していたか思いを馳せながら・・墓参後 アーリントン墓地からの帰り道 タクシーの黒人運転手が現ブッシュ大統領について自分の頭を指差しながら 「ノー ブレイン」 「ノー エコノミー」と話し掛けてくれましたがアメリカから始まった今の世界同時不況を見ると彼でなくてもそう思います。確かにブッシュは財政 景気 失業率 犯罪発生率などを悪化させ 経済は無策9・11テロを許し イラク戦争の泥沼化など大きなツケを次期大統領に背負わせる事になります。片言の会話でもオバマ次期大統領に大きな期待を掛けていることが伝わって来ました。帰国後 「何でワシントンまで行っててナショナル・ギャラリーでフェルメールの画を観て来ないの?」と連れ合いは小生を攻め立てますが「3枚のうち2枚は彼の真作ではない」と理由にもならない事を抗弁しております。23日 いよいよダラスへ向かう朝 レーガンナショナル空港を離陸後の低空左旋回時真下にハッキリとJFKの墓 リー将軍の家が見えワシントンに別れを告げました。