私のワシントン

朝、6時頃目が覚めてしまった。でも、まあそれまで一気に寝れたので結構寝た方なのかも知れない。長旅で結構疲れていたのかも知れませんねえ。ワシントンではどこに行くっていうのはあまり考えておらず。まあ、リンカーン記念堂の近くでJFKのX大佐とジム・ギャリソンが会話したベンチとか探せればいいなあ、って思っていて、時間があればスミソニアン航空宇宙博物館にも行けたらいいなって程度。一人でうろちょろするのもなんなので、前日の話の流れからロックフォードさんと猫太郎さんに同行することしました。とりあえず朝食をホテルの隣のコンビニで購入してホテルの部屋で済ませることにする。で、チョイスしたのはこれ。こっちの人って本当にこんなもの食べてるのか?ツナサンドみたいなやつだけどめちゃくちゃ量があるぞ…。で、飲み物はお茶がよかったんだけど、そんなもの見つけられなかったので、日本では見たことのないダイエットバージョンのママウンテンデューにしてみました。 さて、スミソニアン航空宇宙博物館に向かうことに。
途中、ホワイトハウス。ワシントン記念塔なんかを眺めながら、ぶらぶらと博物館へと向かう。途中でデモ隊に紛れ込んじゃってはぐれそうになっちゃったりして…。航空宇宙博物館。U2がお出迎え。コンコルドとかSR71の実機があるって聞いていたんだけど、ここにはないんですね(後で聞いたら、それは別の場所にあるんだとか…)。ここでは、結局マウスパッドやTシャツなどのSR71グッズを結構購入しました。さて、その後博物館の食堂(っていってもマクドナルドですが)で食事をって話だったのが、時間がなくってパス。近くを散策することに。国会議事堂、…はこの距離から眺めただけ。FBI。ピーターセン・ハウス。で、この辺を回った時点で、アーリントン墓地のビジターセンターの集合時間の10分前になってしまう。歩いても何とかなるんじゃないのっていう意見も出たけど、結局タクシーで行くことに。…ってタクシーに乗ってて思ったけど、これってどう考えても歩いていけう距離じゃあないよね。ましてや10分じゃあ着かないって…。 ビジターセンターには若干遅刻して到着。ここで、全員そろってケネディ一家のお墓永遠の炎の前でその時を過ごしたのでした。で、解散後はまた、ロックフォードさんと猫太郎さんと行動を共にするはずだったのですが、ロバートのお墓の前で撮影などをしていたら、ロックフォードさんとはぐれて猫太郎さんと2人きりになってしまう。どうしよう戻ってもう一回探してみますかっていってもアーリントン墓地広いから遭遇できる可能性は低いよね、やっぱ。「とりあえず、ジョージタウンに行くことになっていますから、もしかしたらそこで落ち合えるかもしれない」との猫太郎さんの言葉に従い、一路ジョージタウンを目指すことになったのでした。アーリントンメモリアルブリッジをとぼとぼと歩いて渡る。とここで猫太郎さんからショッキングな言葉が。「ところでジョージタウンってどこにあるんだい?」なんじゃとて〜!!そんなのもわからないで歩いていたのかい?(って、まあ自分もただ付いていこうと思っていただけだから全然調べていなかったんだけど…)本当に大丈夫なのか?
まあ、せっかくリンカーン記念堂の近くまで来たので撮影。はいいとして、地図と格闘する事しばし…。前田さんから頂いたオフ会資料に付いていたワシントンの地図にはジョージタウンの文字はない。しかし、端っこの方にタウンの文字がある。で、ワシントンDCの官公庁に勤める人が住んでいる場所だからそんなに遠くはないだろうとの推理でその場所に決め打つ。その後、ホテルでもらった地図でジョージタウンの文字を発見。推測が間違っていなかったことに気づく。で、その方向に歩く事しばし。途中ウオーターゲートビルの前で撮影なんかしたりして…。で、交差点ごとに地図を確認しながらなんとかつきましたよ。ジョージタウン。
オールドストーンハウス。…って地図に載っていたから撮影してみたけど、何なのこれ?(後で調べてみたらワシントンで現存する最古の建造物だそうです)で、ここでもまたショッキングな発言が「ところで、ジョージタウンのどこに行けばいいんだい?」なんじゃとて。それもわからないでジョージタウンに来たのかい?「まあ、本屋があるからそこで調べてみましょう」う〜みゅ、本当に大丈夫なんだろうか…?(いや、何にも調べていない自分も悪いんだけどさ)で、本屋さんで地図を探すも、ジョージタウンの町内地図みたいな詳しいものはないですね。ジョージタウンのガイド見たいなのもありましたけど、ジョージタウンの歴史の本みたいな感じで、何が書いてあるやらさっぱり。で、そんな中、1冊の本にケネディの住んでた家の写真が、まあ当時のものだけど載っているのを猫太郎さんが発見。「店員さんにこの本もってって、この場所が地図のどこになるのか印してもらってきてよ」んなことできまっかいな。日本の本屋さんでも躊躇する行為だよね。それに、相手がなんて言っているのか理解できないだろうから、断られたとしてもなんで断られたかとかわからないと思うんだよね。だから会話にならないと思うんだけど。「なんの役にも立たんなぁ君は」ってそんなこと言われましても…。「まあいいや、ちょっと頼まれていた本を買ってくるからここで待ってて」う〜みゅ。その間、ケネディの家の写真を見る事しばし。写真のキャプションには年号(覚えてないけど撮影時の年号と思われる)とGeorgetown 3307Nの文字が。なんだ、この3307Nって…。ジョージタウンの地図を見てみると、縦の通りに3100とか3200書いてある。で、横の通りにはM、N、O、Pなんて書いてある。そういえば、アメリカの住所って通りの名前だったな。わかったぞ、これは33通りとN通りが交わるところの7番目ってことだな。ちょうど猫太郎さんが戻ってきたので、早速そのことを伝えて、3307のNに向かってみることにする。本屋を出たとたんに猫太郎さん「370いくつだっけ」混乱するからやめてください、3307Nですよ。で、歩く事しばし…。つきました3300N。一軒一軒見てみるも、番地を表示している家としていない家があるからよくわからないや。それに3306の次は3308ってなってる…って道を挟んだ反対側は奇数だけなのね(後で教わりましたが、郵便配達が最短距離でできるようにそうなっているんだとか)。で、ぐるっと一周してみても、3307と表示しているお家はないのね…。さてどうしたものか…。そうこうしていると通りすがりの人が一軒の家を写真撮影している。ってことはこれか?ちょうどそのお家でペンキを塗っていた人に聞いてみたらその通りだそうで、ようやく見つけましたよ。3307N。
もう、この住所は一生忘れませんね、多分。さてはて、結局ロックフォードさんと落ち合うことはできませんでしたが、まあある種の目的を達成。本屋さんにカフェがあったので休憩して帰ろうってことになったけど、本屋さんのカフェ結構混んでいる。「ホテルに帰っても周辺に食い物屋さんないからまた昨日と同じホテルのレストランになっちゃうよ」カフェで休憩じゃなくって、本格的な晩御飯を食べて帰ることにする。帰り道。途中で見かけたタイ料理屋さん。なんでワシントンでタイ料理やねん、って感じで隣のバーみたいな所に入りたかったんだけど猫太郎さんの「バーでおつまみみたいのしかなくって、本格的な食い物なかったらどうする」との一言でこっちに決定しました。ビールはサミュエル・アダムズ。まあ、結構おいしかったのでよしとしましょう。この後、ホテルに無事到着。なんか、結構歩き回った一日となりました。

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