前田 幸一
１９４８年（昭和２３年）２月２３日 生ケネディ暗殺事件の時、日本時間１９６３年１１月２３日（勤労感謝の日）高校は当然休み、両親は、休みを利用して前日より旅行、朝寝坊ができると思い床に入っていました。ふと、前日のニュースで、アメリカとの 衛星テレビ中継の実験が今日実施される事を思い出し、眠い目をこすりながら、居間にいきテレビのスイッチを入れました。当時のテレビは真空管ですので、音声は比較的早く聞こえてくるのですが、映像はなかなか出てきません。絵の無いテレビが、こう言っていたのを今でも鮮明に記憶しています、”どうでしょうかね？こんな事になったのに、アメリカは、電波を送ってきますかね？”と、その瞬間、私は、”ケネディが死んだ”と直感的に思った事をよく覚えています。そして、映し出されたのは、へたくそな字で、たしか”日本国民の皆様へ”だったと思いますが、表紙が写り。次ぎに太平洋戦争で魚雷艇の艇長だった、当時のケネディの写真が、映しだされました。それからは、新聞を読み漁り、雑誌が発行されるたびに母に小使いをせびって買い求めました、当時の新聞や雑誌は、今も大事に保管してあります。暗殺からオズワルドの死まで、自分が歴史を感じた最初の時だった
のかもしれません。しかし、１９７３年４月のウオーターゲート事件の発覚から、翌７４年８月のニクソン辞任までの出来事が、ケネディ暗殺事件に関わりがある事を知った時の驚きは大きなものがありました。以来、ケネディ暗殺関係の書籍は、ほとんど買い求め読みました。新説がでるたび、そうかもしれないやっぱりそうか、と揺れ動きました。１９７７年アメリカ下院暗殺調査特別委員会の報告には、アメリカの良心を期待しましたが、せいぜい半歩の前進でしかありませんでした、それでも、陰謀の存在を否定しなかった報告書は、さすがアメリカを感じました。私は個人的には、ＣＩＡ，ＦＢＩ内部の超保守派層が事件に深く関わりその頂点には、ニクソンが立っていると思っています。このページをお読みになって記憶を新たにされた方。また、はじめて事件の謎に触れた方、ご感想、ご意見お待ちしております。
産地； 静岡県駿東郡小山町柳島４１８番地住所； 静岡県三島市東本町１丁目１４番５号
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