大事件発生
前田さんからのご指名で、今回の高田馬場オフ会「報告書」は不肖ロックフォードが書かせて頂くことになりました。昨年は第18回ボストンオフ会&第19回三島オフ会と異例の年2回のオフ会を開催しましたが、今年程その開催場所と時期について紆余曲折した年はありませんでした。詳細については余り詳しく書きませんが、簡単な経緯からお話しすると・・・昨年の三島オフ会での「懇親会」で私ロックフォードが次回の国内オフ会開催の幹事としてNさんを指名したので、自動的にNさんがお住いの東村山開催が決まったのでした。ここまでは、例年の国内オフ会と同様に進みまして、あとは前田さんとNさんが連絡を取り合いながら2018年11月17日東村山オフ会が開催される予定でした。明けて2018年の4月に、Nさんより前田さんへ「11月17日のオフ会開催は、勤務先行事の為に不可能になった。」旨の連絡が入りました。そこで前田さんとNさんが協議して、11月23日からの3連休を候補にしましたが、連休は公私の予定が入りやすく、参加希望者の予定が立てにくいとのことでNGになり、代替え案として一時は何とボビー50周年の墓参を兼ねての「アーリントン」&「ニューヨーク」の海外オフ会も候補に上がりました。但しこの案は、前田さん自身がその時期5〜6日間日本を不在に出来ないことが判明しNGとなりました。そんな折に土田先生より練馬付近で良い会場を見つけたので、東京オフ会開催でどうでしょう?とのご提案が前田さんにあり、前田さんの会長権限で2018年の第20回国内オフ会は「東京」に決まりました。以上が私が知る限りでの6月までの経緯でしたが、この後でJFKクラブジャパン始まって以来の大事件が起きたのです。2018年の東京オフ会については、土田先生とサリンジャーさんの連携で、高田馬場での開催と具体的な内容が決まった頃の8月17日に前田さんより一通のメールが届きました。内容は「実は、小生今月3日に<脳梗塞>を発病致しまして現在入院中で御座います。」・・・突然の前田さんの衝撃メールでロックフォードは頭の中が真っ白になりましたが、この前田さんの病気に際しては、ロックフォードと同様に前田さんから連絡を受けていた土田先生と相談しまして、現状の正確な把握が出来ていないので「あまり大袈裟にしたくない!」とのことからJFKクラブジャパンのメンバーへの連絡はいつもプチ会で数ヶ月に一度会っている「首都圏組」メンバーとオリジナルメンバーのナッキーさんと猫太郎さんのみに連絡しました。尚、この件につきましては公認プチ会や国内オフ会に参加頂いている皆さんには報告が遅れたことについて、この場を借りてお詫びいたします。さてその後の詳細は省略しますが、前田さんが中伊豆温泉病院へ入院されて懸命なリハビリを行った結果、驚異的な回復をみせてくれて、11月17日の高田馬場オフ会の「勉強会」については事情により欠席でしたが、「懇親会」に奥様とお嬢様の奈美さん同伴で参加して呉れたことは、高田馬場オフ会に参加された皆さんの知るところであります。まさにここまでの経緯については、土田先生はじめ前田さん自身に奥様、お嬢様の奈美さんにナッキーさんに首都圏組のメンバー各位と毎日のようにメールで連絡したことが昨日の事のように蘇ります。いまこうして「報告書」を書かせてもらっていますが、高田馬場オフ会開催までの数ヶ月間は改めて前田さんの大きさを感じたと同時に、無事開催出来て良かったと改めて思うロックフォードでした。

 勉強会
講演中の土田先生


  さて前田さん不在の高田馬場オフ会の勉強会ですが、これは土田先生が勉強会の冒頭でも「前田さん抜きの勉強会はへんな感じですが・・・」と前置きして3時間以上の講義をして下さいました。今回のお題目は「チャパキディック事件:Chappaquiddick incident」ということで、ケネディ家の4男であるエドワード・ケネディが1969年に起こし、世間ではスキャンダルに報じられたチャパキディック事件でした。この事件に関しての私の知識は、ネットの「ウィキペディア(Wikipedia)」等で紹介されている以上のモノは無くて、それなので今回土田先生の真相を究明する講義を聴いて俄然興味が湧いて来ました。エドワードに関しては、1968年のボビー暗殺事件後の1969年は、ケネディ家の重荷と=「次は自分」という死への恐怖と闘っていた時代であることは確かなようです。但し今回の土田先生のの講義を聴いて、私はエドワードがコペクニ嬢を誘ってドライブだか何かをして2人でパーティを抜け出したというのは事実と違うと確信したのでした。ここで詳細に書いてもですが、私はNelson説が一番真相に近い感じがしました。元々はロバート・ケネディの信奉者であつったMary・jo・Kopechne嬢がお酒に酔い「気分が悪くなり」コティジの外に止めてあった車の後部座席で横になり、眠ってしまった。そこことに気づいていないエドワードがドライブに誘ったKeough嬢と乗り込んで走り出して、事故を起こした!・・・何となくこれが真実に近い気がします。またKopechne嬢が下着を身に着けていなかったことやオールズモビル88が転落前に事故を起こしていたかも等々不明な点が多いので、これからこのチャパキディック事件も興味を持って調べる価値が大いに有と感じた土田先生の講義でした。またこのチャパキディック事件は、JFKの「60年代中に人類を月に到達させる!」宣言が同じ年の7月にアポロ11号月面着陸によって達成されたビッグニュースにより、世間の目から逸らされたことも真相が曖昧なままになった要因の一つだったようです。

勉強会後の懇親会
 前田さん抜きの勉強会が終わり、徒歩で皆さんと2次会の「懇親会」会場のお店へ移動しました。今回の参加者は徳永さん、植田さん、堀口さん、小澤さん、鈴木さん、中北さんでしたが、お店で前田さんを待っている時間は「前田さんはどの程度回復したのだろう?」という期待感と不安感が入り混じった顔でしたねッ。なので外へ出て高田馬場駅からの歩道を奥様と奈美さんと自力で歩いて来た前田さんを見つけた時は・・・思わず両手を上げて「前田さ〜ん!」と叫んでしましました。まだ右手の方は自由が利かないようですが、自力で歩いてお話しもゆっくりながらしっかり語られていて、発病当初の奥様からのお話しから察すると、今年の高田馬場オフ会への参加は絶望的と思っていたので奇跡を見ているようでした。「懇親会」ではもちろんお酒は飲めないし、大好きだったタバコもお吸いになりませんでしたが、懸命なリハビリの結果で高田馬場へ来られたことの安堵感と満足そうな表情が印象的でした。今回の高田馬場オフ会の開催に関しては、前田さん発病後のお見舞からオフ会開催までの間、土田先生には大変ご尽力頂きましたことをこの場を借りてお礼申し上げます。また前田さんのリハビリによる驚異的な回復は、昭和の学生運動から企業戦士としてのガッツマンの底力を見た思いがしました・・・前田さん2019年の国内オフ会は、今よりもっと回復していることを祈念して三島オフ会にしたいと思いますが如何でしょう。因みに今年は、「チャパキディック事件」と「アポロ11号月面着陸」の50周年になります!!

 オフ会の感想    

鈴木さん


高田馬場オフ会にご参加の皆様、お疲れ様でした!本年は自然災害が多く大変な一年になりましたが、 我がJFKクラブにとりましても大変といいますか代表前田さんが8月脳梗塞で倒れられたことに触れ 大変ショックと同時に今日まで心配する日々が続き ました。10月14日堀口さん、猫さん、うえぞう さんと前田さんには内緒(秘密工作)で伊豆へお見 舞いに行ってきたのですが、随分回復されており少 々安心致しました。そして今年の馬場オフ会に参加 することを目標にリハビリを頑張り本日をむかえ、 土田先生の講演会には残念ながら参加できませんでしたが、懇親会には奥様、奈美さん同伴で参加され嬉しかったと同時に安心致しました。大変な状態の中、上京頂きまして本当にありがとうございました!今後もどうぞお大事になさって下さい。
 さて、思えば5年前のジャック50周忌時の帰路、 副会長ロックさんへ「5年後は生誕100年!なのでいざ聖地ボストンへ!ですね!」と振ったところ、またいつもの思いつき発言と感じたのか「ボストンオフ会はあり得ないから君一人で行ってきなさい!」と、その時はロックさんに対し一旦敗北宣言!(笑)。しかし結果は史上最高の公認オフ会「聖地ボストンオフ会」(あくまでも小生の感想です)が実現し一転、ロックさんに勝利宣言をしたのでした!(笑)。2016年のプチ会席において会長より企画が発表され二転三転ありながら長年恋焦がれていたいざ聖地ボストンオフ会が実現し、1年半過ぎてもいまだにハイテンション状態が続きロックさんには、やれ夢を見た等で毎週の様にメール攻撃!(笑)「救急車を呼んだ方がいいんじゃない?」等々言われる有り様!しかし、継続は力なり?で諦めず今年のボビー50周忌&ジャック55周忌で前代未聞の2年連続海外オフ会を実現すべく「2年連続海外オフ会はあり得ないから君一人で行ってきなさい!」と反撃を受けたロックさんへメール攻撃し洗脳し続けたのでした!(笑)この行動が吉と出るか凶とでるかは別にして、何事も「継続は力なり!」ですね?ロックさん!(笑)この2年連続海外オフ会の企画が浮上したのは、今年5月で会長、副会長の首脳会談?(G7ならぬG2)の中で「11月の3連休を使い思い切ってジャック55周忌&ボビー50周忌の墓参を兼ねていざアーリントンへ!」というものでした!この企画を聞いた小生は「意気揚々」状態でしたので、翌日ロックさんの愛読書「地球の歩き方」ワシントンDC&聖地ボストン最新版を早速購入!後は恒例の記念Tシャツを夜なべして作製するのみでいつでも出発OK!状態だったのです!しかし、6/17前田さんより「緊急告知!」と一通のメールが!この時期前田さんは日本を離れられないとの衝撃的メールが!一気に意気消沈!。一度あることは二度あることを信じ続けたのですが、結果、二年連続海外オフ会は夢と消え会長権限により馬場オフ会に決着し涙を呑みました。同時に事実上ロックさんに敗北宣言をした時でもありました。そんな折、7月12日初回からのオリジナルメンバーでありますナッキーさんから一通のメールが届き、な、な、なんと腰を骨折した!しかも3箇所も!馬場オフ会参加は無理かもしれない!とのこと。即座に交通事故ですか?と問うたところ「筋トレによる疲労骨折」らしく、ずっと腰が痛いのを我慢して折ったようです。2007年の東京(飯田橋)オフ会では名誉の骨折で脚を折り、海外を除く公認オフ会皆勤賞が途絶えた無念のナッキーさんだったのですが、その後も骨折事故が続き、12年の大宮オフ会ではロックさんが塀から落ち?腕を複雑骨折等、今度は小生か?これは厄払いをしなければと思ったのですが、どうぞお大事にナッキーさん!
と、二転三転ありながらいよいよ馬場オフ会開催当日です。いざ会場へ!会場は土田先生が過去にないお洒落な会場を探して頂き予約頂きました!この場をお借りして御礼申し上げます。ロックさんから「幹事は必然的に土田先生の弟子であるサリンジャー君だべーっ!」と言ったとか言わないとか!(笑)小生が国内公認オフ会連続幹事に白羽の矢が立ったのでした!(汗)。準備段階ではロックさんからいろいろと厳しーーいご指摘を受けながらも何とか当日をむかえたのでした。いよいよメインイベントであります土田先生の講話がスタートです。今回の土田先生の講話はチャパキディック事件の真相に迫る!と題してスタートです!毎回そうですが、土田先生独特の視点から研究されており、オーディエンスから恐らく一番質問、発言が多かったのでは?と感じました。それだけ皆前のめりになっていた証なのでしょうね。土田先生、長時間お疲れ様でした。チャパキディックに関しては詳しくない為、勉強になりました。また、新著も拝読したいと思います。ありがとうございました。
そして、もう一つのお楽しみ、懇親会です。この懇親会から前田さんと奥様、奈美さんが参加されました。会場は奈美さんが探されたのですが、最終予約確定をする際、今までにない大変感じがよい店長とスタッフでした。勿論実際のお店の雰囲気、お料理、お酒も大満足!あっという間の2時間半でしたね。奈美さん、お店を探して頂きましてありがとうございます。
今年繰越し「ボビー50周忌、ジャック55周忌、キック70周忌、ローズ生誕100周年」来年はご存知ジョンジョン20周忌、テッド&ユーニス10周忌、ジャッキー生誕90周年&結婚65周年、ジョー50周忌」とてんこ盛りで忙しくなりますね!とロックさんに伝えたところ「バカヤロー!親戚でもあるまいし、ケネディファミリーでも集まらないよ!俺はケネディとボビーしか興味無しボストンだろうがアーリントンだろうが君一人で勝手に行ってくれば!」とのこと。(涙)再び聖地ボストンを訪れることを夢見ながらペンを置きたいと思います。