| ヴィッキーを探す |
| 半可通 |
3/12(火) 11:21:08 No.20240314064904 |
またまたお邪魔します。
バリー・アーネストさんの書いた「The Girl on the Stairs」を読んでいます。これは教科書倉庫ビルの4階にあったオフィスから同僚とともにパレード見ていたビクトリア・アダムスさん（通称ヴィッキー）を、著者が40年間探し求め、2002年に至ってようやく探し出す、という話です。彼女は、発砲後、様子を見るために直ちにビル裏手の階段から１階に下り、ビル北側の荷物搬出口から鉄道線路まで行き、警官に阻まれてエルム通りの延長部分を通って、またビルの南側正面入口に戻ったとのことです。ここで問題となるのは、「彼女が直ちに裏手の階段から下りた」という点です。「直ちに」であれば、オズワルドが階段を駆け下りるのとほぼ同時刻のはずです。しかし彼女はウォーレン委員会で「階段には他に誰もいなかったし、他の足音も聞かなかった」と証言しているのです。また、ウォーレン委員会の証言録によると、彼女は1階に下りた時「シェリー氏とラブレディさんを見た」と証言しています。シェリー氏とラブレディはビル正面玄関でパレードを眺め、発砲後、デイリープラザの記念碑風の場所まで行き、その後鉄道線路の方まで行ってまた教科書倉庫ビルに戻ったと証言しているので、時間的にはかなり遅くなるのです。そうすると、ビクトリアさんの「直ちに」というのは、彼女の記憶違いなのか。この辺が研究者間でも問題となりました。ところが、アーネストさんがビクトリアを探し出して尋ねたところ、「自分は1階に下りた時、シェリー氏もラブレディさんも見ていない。ウォーレン委員会の方で、勝手に付け加えている」と証言したのです。
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1. K・サリンジャー 3/14(木) 06:49:04 No.20240314064904-1
半可通 様
Ｋ・サリンジャーでございます。
再投稿ありがとうございます。
ヴィッキー・アダムスさんについては、
お世話になっている土田先生の新書
「ケネディ暗殺とウォーレン報告書」
の「足音」の検証で、当時履いていた
のはハイヒールだが、降りる時大きな
音がした！(恐らく壁に反響したので
しょうね)。オズワルドの足音も聞かな
かったし、姿も見なかった事は重要と
触れられていますね。
5Fでパレードを見ていた三人の黒人と、
5Fと6Fの床を修理していたロニー・
ウィリアムズも誰も見ていない、
とあります。
一方、ヴィッキーは委員会の聴聞会で、
シェリーとラヴレディは絶対に見ていない、
と断言している、とあります。
60年前の世紀の大事件、証言者も少なく
なってきている中で、謎を解明する事は
難しくなっている事は現状の様ですね。
ＪＦＫクラブジャパン特別報道官 Ｋ・サリンジャー
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