第一章 王朝の鼓動
1800年代のアイルランド、イギリスの搾取と自然災害に見舞われた国土を捨てて大量の難民がアメリカをめざした。
第二章 JFK誕生
1917年ジョン・F・ケネディ誕生。神は新しい指導者をこの世に送った、誕生からハーバード入学前までのJFKを追う。
第三章 大戦前夜
多感な青年時代を過ごすケネディにとっても時代の流れはきな臭さを増していった。彼の運命の分岐点となる大戦はまじかであった。
第四章 「なぜ英国は眠ったのか」
ハーバード大学を卒業したケネディは、卒業論文を一冊の本にまとめた。題して「なぜ英国は眠ったのか」である。
第五章 「戦争(勇気と死)」

戦争に突入した世界に身をゆだねる事になるジャックにとっての勇気とはいったい何であったのか。彼の人生の柱「勇気」について。
第六章「魚雷艇PT109(上)」

ケネディを一躍有名にした「PT106」事件。戦時下のアメリカにあって美談として知れ渡った。その事件は彼に人生の栄光と苦痛をともに与えた。
第七章 「魚雷艇PT109(下)」

漂流を続ける乗組員達、彼らの生命はもはや限界に近づいていた。指揮官としてのケネディは死を決意した。
第八章 「政界進出」

世界大戦の終了と共にケネディは通信社の記者として国連発足に立ちあう、そこで彼は政治の現実を見、政界進出を決意する。
第九章「ジャクリーヌ」

政界に地歩を固めたケネディは一人の女性と巡り合う。ジャクリーヌ・ブービエ。生涯の伴侶となる女性に焦点を当てる。
第十章 「健康」

大学時代に傷めた背中の傷は、戦争の体験によって決定的なものとなっていた。人間ケネディを生涯悩ませた彼の病について語る。
第十一章 「勇気ある人々」

病床に伏したケネディの決意した大事業とは、執筆であった。彼んの名を一躍有名にした名著「勇気ある人々」の誕生である。
第十二章 「副大統領候補」

選挙での落選。ケネディが味わった、人生一度の屈辱1956年副大統領選挙、彼はこの屈辱をバネに1960年に焦点を絞る。
第十三章「ウイスコンシンの挑戦」

1960年ついに大統領選挙への出馬を決めた彼を待ち受けていたのは、若さゆえの非難や宗教論争であった、何よりもまず民主党の候補への戦いが始った。
 第十四章「宗教戦争」

予備選中盤、ウエストバージニアでのハンフリーの挑戦はケネディにとって意外であった。宗教戦争の状況は依然変わらず、苦境に立ったケネディに意外な援軍が!
第十五章「大統領」

思わぬ人物の援軍もあってついにケネディは大統領選に勝利する、まさにケネディ絶頂の時就任式の当日を迎えたのである。
 第十六章「エピローグ」

ケネディ家最大の悲劇の幕は切って落とされた.ジャック・ボビーと二人の息子を凶弾に奪われた年老いた男の脳裏を去来したものはなにか?